ポイントマッチ

一般的な試合形式として、ポイントマッチがあります。ポイントマッチでは、あらかじめ決められたポイントに先に到達した方が勝ちとなります。JBLのレーティング戦では5ポイントマッチ(以上)が採用されています。

 

ポイントマッチでは、駒の動かし方よりも、キューブの使い方がより大きな意味を持ちます。ポイント状況によって、キューブの考え方が違うために、初心者には難しいものとも言えます。ポイントマッチにおけるキューブの考え方について、私もよくわかりませんでした。

 

例えば、“このスコアなので、マネーよりも引きやすい”、“ギャモンがあるので、このスコアではパス”などの考え方があるとは思います。ここで、“引きやすい”のは、どの位なのか、“ギャモンがある”とは、どの位を指すのか、スコアとの関係はどうなのか、といった点をクリアしない限り、客観性を持つことは出来ません。理由付けが曖昧であることが、自分の中で整理できなかった原因でもあります。

 

ここからは、私の中でも整理できていない事柄もありますが、自分の中でのギャモンへの取り組みとして、記しておきます。ただし、ここであげるような判断基準は自己流ですので一般的ではありません。

 

私はバックギャモンをプレーするとき、

 ・スピーディなゲームであるため、スピーディに楽しむ。

 ・複雑な計算は苦手なので、出来るだけしない。

この2つを重要に考えています。これらを実現するために、判断基準を持つことが重要だと考えました。ここでは、ポイントマッチにおけるキューブに対する判断基準を構築することを進めたいと思います。